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【科捜研】採用試験受験記6【面接試験編】

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科捜研の面接 採用試験対策

こんにちは、flusです。
科捜研受験体験記もいよいよ大詰め。
今回は私が受けた某県の面接当日の様子された質問などを詳しく紹介します。

面接試験に向けてやった対策をまとめた記事は以下になります。

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面接当日の流れ

会場は県庁や県警本部などではなく、県のとある施設でした。
8時45分集合とのことなので10分前に会場に到着すると、すぐに係員に待合室へ案内されました。

待合室に入ると、すでに他の受験生が座って待機していました。
筆記試験のときと同様に、私が受けた工学(物理職)に加え法医の受験者も同じ部屋にいました。

係員が試験案内を開始する9時になった段階で法医が4人、工学が2人
筆記でかなり絞ったな」という印象です。
ここからそれぞれ1人が面接試験に合格し、晴れて科捜研職員として採用されます。

係員による案内によると、当日の流れは

  • 持参した面接カードを提出
  • 適性検査の受験(約1時間)
  • 面接(20分)

とのことでした。
筆記試験の合格通知と一緒に同封されていた面接試験の案内には、適性検査があることなんて書いていなかったので不意を打たれた形になりました。

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適性検査

まずは面接の前に適性検査を受験します。
適性検査の内容は内田クレペリン検査でした。

内田クレペリン検査とは、多くの自治体や企業などが採用している適性検査です。
検査内容は、縦横に並んだ一桁の数字が書かれた用紙が配られ、合図があるまで横一列に並んだ隣同士の数字の足し算を繰り返し行なっていくものです。
ただ単純な足し算を繰り返しやるだけで、処理能力、行動、性格などの特徴がわかるとのこと。
詳しく知りたい方は「クレペリン検査」で検索すると概要や攻略法などがたくさん出てきます。

検査結果によって加点されることはないし、相当特異な結果が出なければマイナスになることもないと思われるので、特に対策は必要ないでしょう。

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面接試験

適性検査が終わり休憩を挟むと、いよいよ面接試験です。
面接する部屋は1つしかないらしく、工学、法医の順に面接をするとのことでした。

私は工学の中で受験番号が若かったので、トップバッターでした。

面接室の雰囲気

待合室にいる係員に面接室手前まで案内され、ドアをノックして入るように指示がありました。
ノックして面接室に入ると、長テーブルの奥に面接官が3人横並びで座っていました。
面接官の正面に用意された椅子に座り面接が始まりました。

面接でされた質問内容

最初に行われた面接官それぞれの自己紹介によると、私から見て左から順に人事1(若手)人事2(ベテラン)科捜研職員(担当科の科長)といった並びでした。

左に座る面接官から順に1人ずつ質問をしてきます。

私がされた質問はそれぞれ以下の通りです。

人事1(若手)

  • 面接会場までどうやってきたか
  • 緊張をほぐすための軽い雑談

人事2(ベテラン)

  • 警察の役割とは何か
  • 科捜研の役割とは何か
  • ストレス発散法
  • 学生時代のバイトの内容
  • 家族は受験していることを知っているか、どう思っているか

科捜研職員(担当科長)

  • 科捜研(担当科)の業務内容について理解しているか
  • 研究がメインじゃないが大丈夫か
  • 趣味について

人事担当者にされた質問のうち

  • 面接会場までどうやってきたか
  • 警察の役割
  • ストレス発散法

の3つは、同県の警察官採用試験でよくされる質問と被っていたので、準備していた通りに回答することができました。

科捜研担当科長にされた質問は、業務の理解度を測る質問がメインでした。
実際に知らないと答えられないし、ドラマのイメージのまま答えてしまうと理解度が低いと思われるので、業務説明会などがあれば積極的に参加するといいと思います。
実は私も、8月に行われた業務説明会に参加しました。

そんなこんなであっという間に20分が過ぎ、荷物をまとめて会場を後にしました。
面接を終えてみて、答えに詰まるような質問はほとんどなく、「無難にこなせたな」という印象でした。面接対策で想定質問に対する答えをしっかり用意していたのがよかったと思います。

合格発表とその後の採用までの手続きに関しては次の記事をご覧ください。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

『【科捜研】採用試験受験記6【面接試験編】』へのコメント

  1. 名前:カフェイン中毒 : 投稿日:2019/11/07(木) 21:37:44 ID:I3MzcxMTU

    はじめまして。
    私は、科捜研法医科を志望している学部3年生です。

    受験記を含め、全ての記事を拝読しました。科捜研関係者はおろか、科捜研を志望している知合いもなかなかいないほか、インターネット等の情報も乏しいため、flusさんの書かれる記事はとても有用で日々参考にさせていただいております。

    恥ずかしながら私は、所謂あがり症で、面接というものが苦手です。特に何か特別な経験や活動をしたり、高尚な志を持って日々行動していた、といったような学生生活を送ってきたわけでもないので、此といったアピールポイントもありません。あるとすれば、科捜研に強い憧れを抱いているというくらいでしょうか。

    そういった不安を拭いきれないでいるのですが、面接において、科捜研の方が志望者に求めているものは何なのでしょうか。

    ご教示頂けたら幸いと思います。

    返信
    • 名前:flus : 投稿日:2019/11/07(木) 22:03:18 ID:IxOTQ1MDU

      こんにちは。
      記事の閲覧およびコメントありがとうございます。

      あがり症で面接が苦手ということですが、私も就活前はそうでした。
      他の公務員試験や民間の採用試験で何回か面接を経験すれば慣れると思いますよ。

      科捜研に強い憧れを抱くのはとても良いことだと思いますが、面接を担当する職員は「ドラマのイメージだけで応募してきたのでは」と疑心暗鬼になっている人が多いかと思います。
      おそらく面接で業務の理解度を測る質問してくると思いますので、しっかり答えられるようにしておくべきです。
      そのためにも、業務説明会などがあれば積極的に参加して現場の声を聞いてみてください。
      また、研究室配属がまだなのであれば、業務に関係しそうな研究をやっている研究室に行くことで、面接でアピールがしやすくなるかと思います。

      応援しています。

      返信
      • 名前:カフェイン中毒 : 投稿日:2019/11/08(金) 00:48:19 ID:I3MzcxMTU

        お返事下さってありがとうございます。

        あがり症でも面接は慣れるということなので、少し安心しました。そこに関しては、あまり考え過ぎないようにしようと思います。

        そうなんですね。あまり漠然とした憧れだけを語らないように気を付けなければいけませんね汗。丁度、近々某県警のセミナーに参加するので、現職の方のお話をよく聞いてこようと思います。

        これから研究室配属なので、なるべくアピールに繋がりそうな研究室を意識して選ぼうと思います。

        お話を聞いてなんとか活路を見出だせそうな気がしてきました。本当にありがとうございます。

        これからもブログの更新、楽しみにしています。ありがとうございました。

        返信

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